医師になることのモチベーション

相変わらず家にいる時間が長い。

これだけ家にいると、どうしても暇だと言わざるを得ない。

 

最初はおうち時間をできるだけ有意義に過ごそうと意気込んでいたものの、日々同じことを繰り返していると、やはり自然とやる気も削がれてくるものである。

 

なんか明確な目標がないからモチベーションも下がってくるのかもしれないなぁ。

 

そんなことを思っていたら、ふと、浮かんだ。

 

将来自分、何がしたいんだろう。

 

現在は医学部に入って医者を志している訳だが、考えてみれば、自分が大学の学部を決めるときは医学部と薬学部のどちらを目指すかで悩んだ時期があった。

 

元々医学とか、人間の体の中で起こっていることに興味があって、大学ではそういったことを勉強したいと思っていた。だが、将来医者を目指すのか薬剤師を目指すのかではやることも未来も大きく変わってくる。

 

最終的に自分が医学部に決めたのは、医師のほうが治療に積極的に介入できて、より強いやりがいを得られるんじゃないかといったところが理由だった気がする。その当時の担任に医学部を勧められたこともあるかもしれないが。

 

今の時点ではこの選択が合っていたのかはまだ分からない。もちろんまだ職についてないから詳しくは意外と違うのかもわからないが、医師は基本的に長時間労働を強いられるイメージがあるし、QOLは確実に薬剤師の方がいいだろう。それに責任の重さという意味でもやはり医師の方が重大だ。

 

ただ、以前から自分の中で思っていたのは、自分一人のことじゃあまり満足できない性格なんじゃないかなってこと。自己満足的な意味で恐縮だが、自分がしたことに対してほかの人が喜んでくれた時は結構嬉しいものである。その点でのやりがいというと、患者さんと直接接する機会が多い分やっぱり医師に軍配が上がってくる。

 

いろんな能力が求められる分、自分の成長のきっかけも多いかもしれない。

 

少なくとも、人により近くで貢献することが自分のモチベーションになることは確かだし、それがしたいと思ったのだ。だから、ちゃんと人の役に立っていけるように、(勉強に限らず)最低限の学習は積まないとといけない。そう考えたらやることはいろいろある。

 

昔のこと思い出したら意外と頑張ろうって気持ちになった。

 

ちゃんとした医者になれるようにがんばらないといけないなぁ。ほどほどに。