【医師国家試験対策】映像講座(臓器別講座)を選んだ基準について
医学部では4年のCBT、OSCEが終わった後、国家試験対策のために映像講座をとる人が多いです。
各医師国家試験予備校から営業の方が大学までやってきて、自社の講座に関する説明があったりするものの、最終的に何をとるかは悩むところかと思います。
・MEC
・TECOM
・medu4
・Q-Assist
これらのいずれかを選択する人が大多数ではないでしょうか。
1年以上やっていくことになる臓器別講座、自分も悩みましたが、medu4で勉強していくことを決めました。
ここで自分がどの点を基準にmedu4を受講することにしたかを書いていきたいと思います。
教材が全てPDFであるため、持ち運びに困らない
medu4は基本的にレジュメが全てPDFとなっているため、iPadさえ持っていれば全科目のレジュメを見ることができます。
たとえば地域実習などの遠征時には、紙媒体の教材をすべて遠征先に持ち込むことは困難です。
それが全部データ化されたものであるとそこの部分を気にせずに遠征先であっても勉強することができます。
周りで受講している人がまあまあ多い
上に挙げた4つの中で昔からあるものはMEC、TECOMの2つでmedu4とQ-Assistについては新勢力かなといった感じです。
なので実績の観点から考えると当然前者に軍配が挙がりますが、先輩、それから同学年でもmedu4を選ぶ割合が多いようでした。
おそらく自分の大学ではmedu4が一番多く、次点でMECかなといった感じです。
受講人数が多いということはある程度信頼性の担保になると思いますし、先輩からの情報でもあまり良くない講義だといった噂も聞かなかったのも理由の1つではあります。
復習がしやすい
これが自分の中で一番のポイントになった理由です。
medu4はレジュメが重要事項が穴埋め式になっていて、講義を通してその部分を埋めていくスタイルになっています。
通常、講義を受けた後はメモ書きがたくさん残っているために、復習するときはメモ書きと文章を見直すという形にならざるを得ません。つまり復習がインプットに偏りがちになってしまうため、勉強の効率が落ちてしまいます。
この点、講義を受けてメモ書きしたPDFとは別に、白紙状態のPDFを用意するとそれがそのまま重要事項を集めた問題集となるため、暗記の効率も上がるのかなと思います。
もちろん他社の映像授業には別のいいところがありますし、教える先生との相性もありますので、何が良いと一概に断言することはできませんが、自分はこんな感じで選択してみたというのを書いてみました。
他の人に映像講座のおすすめポイントを説明するときの備忘録の意味合いでも残しておきたいと思います。
もし参考になれば幸いです。